一番シンプル オリーブ石けんの作り方 しっとりタイプ
オリーブオイルは500CC(458g)
苛性ソーダ53g
精製水180CC(180g)

@ テーブルの上に新聞紙を広げる。材料や道具を全部テーブルの上に並べる。エプロンしてね。

A ゴム手袋をはめて、苛性ソーダを計り、ガラス瓶に入れる。水もビーカーで計る。
  油も計り、ボウルに入れておく。

B 部屋の換気をよくしてから、ゴーグル、マスク着用し、流しのところで、@の容器に
  精製水を入れて、スプーンで混ぜる。(瓶が倒れてもお水で流せるから。)
  混ぜると、温度が上昇し、60〜80度くらいになる。温度計で確認。
  このとき、息を吸うときは瓶を避けてね!これが38〜40度になるまでさます。
  急いで冷ましたいときには容器ごと氷水につける。

C オリーブオイルにもう一本の温度計を入れる。
  油の温度が38〜40度になるように湯煎する。(別のボウルにお湯を入れて温度をあげる。)

D Aの苛性ソーダ水溶液とBのオイルの温度が同じになったら(38〜40度)
  ボウルの油の中で泡立て器を動かしながら少しずつ注ぐ。(このとき、片手で混ぜるのに、
  ふたに穴が開いているのでこぼれる心配が減る。)

E 注ぎ終わってから最低20分は混ぜ続ける。タネがはねないように、注意してね。
  オイルの色が黄金色から白っぽくなるまで混ぜ続ける。この辺でゴーグル、マスクをはずす。

F その後は時々分離した油と水溶液を合わせるように、適当に1,2時間おきにかき混ぜ、
  けん化するのを待つ。型入れするまでこのオリーブ石けんは24時間かかるので、
  眠るときは泡立て器をボウルに入れたまま、ラップをしておく。

G どんどん、濃いカスタードクリームのような、おいしそうな感じになってくる。
  分離しなくなり、泡立て器を持ち上げ、したたり落ちるタネで字が書けるぐらいの
  固さになったら、型に流す。

H 型ごと発泡スチロールに入れ1日寝かせる。
  一日たったら、箱から出す。

I 約5〜7日すると型から出せるぐらいに中身が固まるので、ここでもまだ、
  安全上、ゴム手袋をはめ、カッターなどで型から出す。

J 型から出して、1〜2日で中身ももっと固まってくるので自分の好きな大きさに切り分ける。
  ゴム手も忘れずに。

K 風通しのいい、乾燥したところで熟成させる。
  型入れをしたFの日から数えて6週間以上たったら使えます。


 お片づけ

@  新聞紙、スーパーのビニール。を用意して、ゴム手袋をはめる。

A  新聞紙でボウルや泡立て器、温度計についたタネを拭き取り、ビニールに入れる。

B  水溶液の入っていた瓶や温度計は専用スポンジに食器洗剤で洗う。
  念のため、usagiは2回ほど洗っている。

C  乾かして石けん用ボックスにしまっておく。終わり。